I'm only sleeping

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スケッチ

炭酸水のサーバーが欲しいんだと語る男は細いズボンを履いていて、イオンモールでタイカレー缶をまとめ買いしていた。そこでしか手に入らないものがたくさん有るのだと言う。

自分が手に入れられない何かが手に入る場所にたどり着いたとおもったら、それはどこでも手に入らないもので、だけどインターネットを介すればとても簡単に手に入るものだということがある。

いつかの記憶を思い出しても満足するときなんてなかったんだ。

それを忘れて温かい過去の追憶に浸る人のことを醜いと思うのはどうしてなんだろうか。

 

それはどうやったら上達するのかな、という問いに饒舌に答える人間はあまり信用ならなくて、自尊心をくすぐる遊戯に長けた人間が優越感を得るためのゲームに過ぎないんだ。だから流れ落ちる炭酸水を眺めても、ウィルキンソンの炭酸水を買ったほうが結果的に安上がりになるんじゃないかって考えてしまうんだ。欲しい物をどうやって手に入れるのかは難しくて、心配事があると山ほどの出来事が転がり落ちてしまう。それに退屈の種は尽きなくて…。

行列の出来るスターバックスコーヒーを眺めて、心がとてもざわつくんだ。そこには求めるものが何でも置いてある。ひどく乱雑なやり方で。そのパッケージと異なる何かを知ってるわけでもない。特異性なんてたっぷりの人口なしじゃできやしないってことはわかっているのだけど。

 

みんなが欲しがるものを集めて固めたんだと思う。それは仕方ないことなのだと思う。哲学入門書ばかりの図書館。

知識は少しずつ手に入りづらくなっていく。頭は劣化していくのに、自尊心ばかり高まっていく。

冗談みたいな広さの駐車場で、停めてある車を探していた。首をじりじりと太陽が焼く。

 

 

ドアをしめて、どこに行くか話をする。弛緩した空気が流れる。腹は膨れているし、別に趣味が合うわけでもない。昔はもっと人は硬直していなかったって、どうしてそういう事が言えるんだろうか?