I'm only sleeping

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海から入れば影に名前を

雨の日がずっと続いていました。

私はそれを不完全な詩と呼んでいたのだが。

影に名前を付けていたのです。一つ一つに紫色の、白抜きの文字が入ったタグを付けていったのです。それは時折言葉を発しましたが、私には何を言っているかよくわからなかった。

慣れてしまっていたのだと思います。

時間が時限爆弾のように転がっていくことも、それからポップソングがある時から止まってしまうことも。僕が愛した音楽はいつの間にか凍りついて同じ音を流すだけになってしまったのです。

三色になって遠い形の海に仮定法を投げ込んだのですが、散り散りになって追い打ちをくらう老夫婦が野菜について語り続けるのに私は辛くなってしまって、ピンポン玉を投げ返すように小気味よいスピンをかけて量子的な存在論について一つぶったのです。しかし自由意志について話す段になると私はとても不安になってしまって、というのは因果律が存在しないことを、気まぐれというのを持ち出さずには説明できないことに気づいてしまったからであって、もちろん無学な老夫婦にはそのようなことが理解できるはずもなかったのですが、私は思わず立ち尽くしてしまったのです。

海を泳いだ先で自転車にのるべきなのは分かっていたので、私はリュックサックを背負ってクロールで島まで泳ぎました。

 

ベルトをきつく閉めたので背中にぴったりとくっついていたから、少しばかり荒っぽく泳いでも中に入っているおにぎりは濡れないと思ったのだが、島についた時に私は弁当箱の形状を悔やむことになった。