日記
昨日とは打って変わってすげーやる気になったかに思えた。昨日まですげー中毒性があったシミュレーションゲームの誘惑はぜんぜん魅力的じゃなくなっていた。ほんと、不思議な感じ。これでクリーンに戻れるぜって、でもちょっと休憩のつもりがだらだらだらだら。やっぱりやりたくないことは強制しないとできないな。わかってたんだけどな。
中井久夫「日本の医師」を少し読んでいる。それなりに面倒くさい道のりだなあって、いや本当に思うんだよ。この本がどれくらい妥当なのかって話があるし、それを知るのには時間がかかるんだろうけど、いずれにせよ裏道抜け道はないっていうことで、それはなんだかひどくくたびれる道だなあ。
ミルグラム実験で従わなかった人たちがどれだけつらそうだったかって話を思い出す。彼らは自分自身を責める。もっと早く止めることができたんじゃないかって。
そういうところがいろいろなところであるような気がするんだ。
二つの選択肢があって、片方の選択を正当化するものは自分自身の中にあるだけで、それゆえに苦しまなければならなくなる。
とはいえ、そういう内省的な反応を観察することができるからこそ、その苦しみを伝えることができるのだと思うのだけど。
図書館で借りた技術書は、ちょっと古いせいもあって、なんとなく微妙で、やっぱり触って慣れるのがいいんだろうな。どうも手を動かすことには億劫なんだな。でも手を動かすことなしに身につけられる物って一体なにがあるんだろうか。読書をずっとやっていて、それを誇りにしてきたんだが、手に入れられるものはなんだか曖昧だったりする。何かを作るためには少し足りないような気がするんだなあ。