メモ
自転車でふらふら走っていたら樹木の陰影が素晴らしい場所があって、そこに沿って走っていたら図書館が見つかった。ずいぶん昔に行ったことがある。そのときはやたらまどろっこしい道のりを走ったと思ったのだけど。
本を借りた大学と違い十冊借りることができる。ちょうど二倍だ。
ずっと探していたヨーロッパ文学講義も見つかった。
他に借りたのは、破壊する創造者ーウイルスがヒトを進化させた
賜物 ウラジーミル・ナボコフ
チェーホフ短篇集
ソウルフルな経済学だ。
専門書のたぐいはやっぱり図書館で借りたほうがよいのだろうな。どちらかと言えば安価で手に入る文庫を買ったほうがいいんだろうな。
全集を読むのはやっぱり大変だしね。
それから走ってる間に読むことについての考えが浮かんだ。
本との対話っていうのでもなく、知識を吸収するだけでもない。
長い目で見れば本と向きあうことができるのだけど、始めのうちはただ本が何を示しているのか、著者がどう見ているのかをしっかりと捉えるので精一杯だ。
時間をかけて、その見方がある程度身についたときにはじめて、批判的な見方ができるのだと思う。