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I'm only sleeping

日記 雑記 思いつき ついったー https://twitter.com/1dgwa

人的資本に対する投資は、不良債権となり得る

人的資本への投資、もしくは自分への投資という時、人は殆どそれが儲かるものだと考えているフシがある。少なくとも、何らかの利益が得られるはずだと。しかし純然たる投資であれば、そこにはリスクが存在するわけだ。金と時間を賭けたが、多大な借金を抱え…

誤った最適化

腕立て伏せを100回やるとする。 この時、十分な筋肉がついていないのに、腕立て伏せを100回やることが目的になった場合、楽な腕立て伏せをする人がいる。 手の部分は殆ど動かず、腰だけが動いている、みっともなくて意味のない運動だけど本人は無自覚で、注…

陰謀・妄想・スピリチュアルが世界を単純化するという仮説について。

陰謀論も妄想も、所謂スピリチュアルも全て、奇妙なもの、変なもの、一風変わった考えとみなすこともできる。たいていの人は礼儀正しく、そういう考えもありますね、と言って目をそらすなどする。それは偽りの秩序だ。世界を単純化する。星占いの計算式がい…

無意識の誤った理論化、その病

膨大な物事を記憶するためにロジックに頼るのはよくあることだ。それは時には正確で、効果的な方法だ。例えば公式を暗記するのではなくて、定義からの導出ができるようにしておけば、公式の意味について深く理解できるし、忘れても思い出すことは容易だ。物…

どこに”考える”は存在する?

考える、というのがよくわからない。頭を使ってはいるが、思考のかなりの部分はバックグラウンドで行われているから、自分がなにをしているのかをうまく理解できない。 考えることは、思いつきに近いもので、それと別に検証段階が存在する。 思考というプロ…

集中力のモデル

小説を書いている時だが、比較的単純な時間の流れ方をする。 三十分集中→十五分だらだら→三十分集中→三十分だらだら三十分集中→一時間だらだら→三十分集中→二時間だらだら。 こんなふうに休憩時間が倍々になっていく。 勿論これは上手く行ってる時の話で、何…

やる気先生の生態

やる気先生はやる気を出そうとしたから出てくるものではない。気持ちの問題では無いのだ。しかし環境を変えることでやる気先生が出やすくなっても、それはそれでやる気先生は興ざめしたりする。暇つぶしが大好きで、インターネットやゲームをずっとやってい…

コミュニケーション

何でもない会話をしていて不思議に思うのはよくもまあ大勢の人が曖昧に定義された言葉で会話のようなことをしているのだなということで、コミュニケーション能力にしてもモテるにしても意識高いにしてもアスペ(アスペルガー症候群ではない)にしても頭が良…

情報のダイエットを試みる

ピーター・ドラッカーの著書、傍観者の時代で、フォード株を専門にするトレーダーが、フォードが何を作っている会社かを知らなかった話が出てくる。 彼は何十年もフォード株一筋でやってきて、ずっと生き残ってきたタフなトレーダーだ。似たような話はタレブ…

ファット・トニーとトレードオフ

阿佐田哲也が『うらおもて人生録』の中で何度か九勝六敗を目指せと書いていて、それはしっくりくるようでいて、麻雀の運のやりとりとかいう話は完全に確率論を無視してるじゃんって考えたりするわけで、科学する麻雀読んでれば麻雀の強さを示すパラメーター…

特別な音楽が言葉を反射させる

サカナクションのナイトフィッシングイズグッドとか、真空メロウの魔9とか、burger nudsのam4:00とか、神聖かまってちゃんの23才の夏休みとか、フィッシュマンズのナイトクルージングみたいに、大学のはじめの頃になんども聞いて、未だにその気分を記録し…

忙しいけどやることがない(アドバイスの無意味さについて)

話していると、予定が詰まっているとか、仕事が大変だとか、バイトで忙しいと主張しながらやることがないという人がいて、何だか話が矛盾しているように思える。やるべきことが多いのにやることがないのだ。 この点を指摘したことはないけど、もし指摘したら…

なにもしない

なにもしないのは多分とてもだいじなのことなんだけど、それをするための方法はいまいち見つからなかった。周りを見ていても意識してそういうことをやっている人はいなかった。ただ、時折凄いできる人がいつもぼーっとしていたというエピソードを聞くことは…

文脈・オプション性・長く生きる

あけましておめでとうございます。 今年の抱負というものほど意味のないものはなくて、だから一応俺はフローの時間を増やすということにして、それを記録だけするということにしたけど、なんだかんだで一度も記録していない。 なるべく読んだことを知らない…

実験としての禁欲

詩人は、創造性を発揮するために韻律や文字数が制限された状況を用いる。 音階の存在、絵における色の制限もおそらくはそれと関連している。 生活における制限も似通った作用をもたらす。 創造的な生活ではないけど、ある種の典型から逃れるためにはそれに従…

一ヶ月かけて一冊の本を読むということ

ここ一か月ほど、ずっとナシーム・ニコラス・タレブ 『Antifragile』を読んでいた。 その間に何冊か新書やら短編を読んだりはしていたけど、基本的にはこの本にかかりっきりだった。出先でも家でも毎日読んでいた。 これだけ時間がかかったのは、英語だった…

書くことと走ること

小説を書くたびに何枚か書くとすげー頭痛くなって虚脱状態になる。長いときは原稿用紙三十枚、平均すると五枚から十枚くらいなんだが、自転車旅してる間はポメラも壊れたしまともに文章書いてられなくてここ数日は三枚書くだけでぼーっとしてしまう。砂糖の…

フロー至上主義者の表象

フロー至上主義者はどんな人間だろうか。 一つ例を挙げる。 彼が求めるのは持続性の快楽だ。快楽主義者に似て即物的ではない。彼は長期的に見た快楽を最大化させようとする。彼は善悪を問題にしない。その感情自体は、暴走行為からも、犯罪行為からも生まれ…

乱雑思考・フロー至上主義

人間の意志というのは実に簡単に周りの環境に左右される。物事に関する間違った説明は死ぬほどたくさんある。その中でまともに検証できるものはほとんどない。何故こんなにも食い違ってしまうのだろうか、といつも思う。そしてそこから逃れようと、自分の頭…

あまり記述されない類の本の読み方について

ポール・オースターの小説(というよりおとぎ話)に出てくる登場人物、主人公の師匠となり、空を飛ぶ術を教えるミスター・イェフーディー。彼はスピノザの本をいつも持ち歩き、何度も読む。そしていくら読んでも読み尽くすことはない。一つ理解するとわから…

言葉に囚われないように気をつけていたが肝心なところで楔を打たれていた。

ずっと小説の文章がどういうものかということに囚われていた。 それは保坂和志や高橋源一郎、三田誠広の小説の書き方本をどこか手本にしていたからで、彼らは三人とも純文学作家だった。(そして僕は彼らの幾つかの小説は好きだけど、大好きというわけではな…

自信

大変な苦労をして手に入れたものの価値を正確に測ることは難しい。たいていは過剰に評価するものだ。でも、その過剰な評価こそが評価の本質という面があるし、それは意味のある結束や忠誠心を生み出すものだ。 だからややこしいのだ。本当のところを把握する…